ヒールの靴修理でお気に入りの靴を長く履こう

毎日お出かけに履く靴は、どれだけ大切に履いていても痛みやすいものです。特にヒール部分は一足ごとに体重をかける箇所なので、ワンシーズンも履くと色んなダメージを受けます。そのたびに買い替えるのも大変ですし、気に入って足に馴染んだ靴は長く履きたいものです。靴修理を利用すれば、ダメージ部分だけをリペアして履き心地はそのままにきれいな靴にすることができます。気に入った靴こそ靴修理をおすすめします。

靴修理は必要?ヒールが傷みやすい理由

ヒールは女性用の靴の中でも最も痛みやすい箇所の一つです。

ヒール

靴は歩くたびに身体の全体重がかかるので重みを支えるたびにダメージを受けやすいのです。またまっすぐ歩いているようでも、誰もが多少歩き癖があるのでそれによってはかかとはどうしてもアンバランスに減ってきます。ヒールの高さには関係なくかかとはすり減ってきますが、やはりピンヒールのような面積の狭いヒールはそもそもゴムの部分が小さいのどうしても削られやすい傾向にあります。ヒールのかかとがすり減ってしまうと、普通に歩いていても滑りやすくなりますし、それだけでなく靴の裏のソール全体の傷みにもつながりやすいです。また、かかとがすり減ったまま歩いていると、ヒールの中の金属部分が露出してしまって一足ごとに金属音が鳴ってしまうこともあります。

時々、街中で「カツカツ」「カンカン」と音を立てながら歩いている女性を見かけたことはありませんか?あれはヒールで颯爽と歩いているのではなく、ヒールのかかとのゴムが削れてしまい、ゴムではないところで地面にヒールが当たっている証拠です。せっかくのキレイな靴もカツカツ音を立てていては台無しです。早めに靴修理に出せばかかと部分のゴムの交換だけで対応が可能ですが、音が鳴るほどヒール部分が露出してしまった状態でそのまま履き続けていると、ヒール部分そのものが削れてしまいます。そのうちにヒールそのものに悪影響が出て、かかとのゴム部分のリペアではなくヒールごとの交換が必要になったり、ひどい場合はリペアでは対応できない可能性も出てきます。

ヒールのかかとはゴム交換で手軽に修理

ヒールの靴修理にはいろんな種類があります。中でも一番手軽でそして早い段階であれば効果的なのは、かかと部分のゴムの交換です。

価格は靴修理を取り扱うお店によって異なりますが、だいたい700円~1500円程度で新しいゴムのかかとと交換してくれます。かかとのゴム交換であればその場で処置しくれるお店がほとんどで、靴を預ける必要なく少しの待ち時間でゴムの交換そのものは10分程度で完了します。今では安い価格帯の靴屋さんなどでは2000円程度で新しい靴が買えることもありますので、一見高く感じるかもしれませんが、ヒールのかかとを履きつぶすほどですから、歩きなれた履きいやすい靴だったはずなので、それがキレイなヒールになって戻ってくると思えば、決して高い値段ではないはずです。

またヒールのかかとのゴム交換を依頼すると、まず今ついているかかとのゴムをキレイに取り外してヒールの接着面を整えます。土台であるヒール部分を傷める前であればそれに新しいかかとを取り付けるだけで完了します。また少しだけの土台の傷みであった場合は左右の高さを整えるために多少ヒールを削って整える場合もあります。その上で新しいかかとを取り付けます。土台にダメージが大きく出てしまうと、この程度のリペアでは修理が完了しないため、こまめにかかとはチェックしてかかとのゴムが削れ過ぎないうちに修理に出すのがおすすめです。

かかとの交換に靴修理を依頼すると、その際にヒール部分の小傷などは目立たないようにあわせて処置をしてくれるところがほとんどです。また多少の汚れはきれいに落としたり、ひっかき傷なども靴用のカラーで隠してくれたり、靴修理のついでキレイに整えてくれるため見違えるほどきれいになって返ってくるのもうれしいポイントです。

次々と安い靴に買い替えるよりも、具合の悪いところだけを修理して気に入った靴を長く履くほうが、履き心地よくコストパフォーマンス的にもお得なのです。ただこれは、かかとのゴムの交換だけで済むようなリペアの場合に限ります。

ヒールごとの交換で靴を復活させる

ヒールのかかとのゴムが劣化した状態で、靴修理に出さずに履き続けているとゴム部分が削れてしまいヒールそのもので歩いている状態になってしまいます。そのままでも歩けないことはないですが、ゴムと違い弾力性がないので長く履いていると足にも影響があります。またもちろん、歩くたびに「カツカツ」といった大きな音がしますし、そのうちにヒールそのものが削れてしまうこともあります。

ヒールの土台そのものまで削れてしまうとゴムの交換だけで済まず、ゴムを取り付けるにもヒールの高さをそろえたり取り付け面を整えたりするためにヒールを削る必要がでてきます。ヒールの高さが変わってしまいますし形も多少変わることになるでしょう。その場合は、ゴム取り換えではなく、ヒールごとの交換という方法も選択肢に入ってきます。

ヒールごと交換する場合はヒール部分そのものを取り外してしまい、別の素材を取り付けることになります。元のヒールになるべく似たデザインや色、形のヒールで依頼するのもいいですが、今は色んな素材のヒールが準備されているのであえて違うデザインのヒールに変えてもらうというのもリペアの方法として面白いです。履き心地はそのままに少しデザインを変えることができますが、ヒ-ルの交換はかかとゴムの交換と違って多くのお店で靴を預かることが多いようです。そして交換費用は数千円単位で掛かってきますので、少し靴の修理としては高いといった印象です。ただ、ヒールの土台が削れるほど傷んでいる場合は中途半端にヒールを削っても靴底の形に合わなくなってしまいますし、無理にかかとのゴム交換だけ済ますのはおすすめできません。ヒールごと交換すればヒールの高さも維持できますし、素材などを選んでデザインのマイナーチェンジを兼ねて、お気に入りの靴であればヒールごと交換のほうがおすすめです。

ヒールがよみがえる!靴修理をうまく利用しよう

お気に入りの靴は長く履いていたいものです。また長く履いて足に馴染んだ靴は、どんなに新しい靴にもない価値があります。

リペアはかかとやヒールの交換だけではなく、ソール全体の交換や、いろんな個所の補修などが行えますが、いずれにしても早めの修理がポイントです。傷んでしまったからといって捨ててしまうのではなく、靴修理の業者をうまく利用して適宜必要な個所を補修しながら履くことを考えましょう。”